筆者について
FreeBSDを通じてOSSにささかな貢献を。
- 日本xrdpユーザ会発起人
- xrdp developer
- FreeBSD developer
OSS活動をご支援いただける方を募集しています
2014-11-19 FreeBSD 10.1-RELEASE にアップグレード
■ FreeBSD 10.1-RELEASE にアップグレード
10.1-RELEASEが出たので、この日記が動いているサーバをサクッとアップグレードしました。
特にイレギュラーなことはせずハンドブックの24.2.3. Performing Major and Minor Version Upgrades通りに。
# freebsd-update -r 10.1-RELEASE upgrade # freebsd-update install # shutdown -r now # freebsd-update install
そして、10.0-RELEASE から 10.1-RELEASE の間では ZFS まわりに大きめの変更があるので、ファイルシステムもアップデートします。
# zpool upgrade -a
zpool をアップグレードしたら、ブートコードも更新しないとブートできなくなるので忘れずにやっておく。うちの環境は3台のドライブによる RAID-Z 構成なので3台分。
# gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptzfsboot -i 1 ada0 # gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptzfsboot -i 1 ada1 # gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptzfsboot -i 1 ada2
最後に、zpool のアップグレード後に再起動してブートできることを確認して終了。
FreeBSD のアップグレード作業はここまで。
今回はマイナーアップグレードなので ports の全リビルドは必要ないものの、中途半端な ports のアップデートでライブラリが欠けてないかついでにチェックしてアップデート。
$ pkg_libchk -j8 | tee pkg_libchk.txt # portmaster -d harfbuzz lynx pecl-intl