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2013-02-04 ports/175801
■ TigerVNC の FreeBSD port (net/tigervnc) を作成しました
これまでの TigerVNC をおすすめする記事。
上のようにかねてから RealVNC を使うくらいなら TigerVNC に乗り換えるよう推していましたが、FreeBSD には TigerVNC の port がなかったので作成しました。
元々は bompopo さんに作成して頂いたものがベースになっています。 これをベースに OptionsNG 化や依存関係の見直し、pkgng 対応化や x11-server/xorg-server を使うようするための変更などを加えて完成しました。自分でしばらく使っていましたが、オフィシャルの ports tree に入れてもいいくらいの完成度に仕上がったため先ほど submit しました。
オフィシャルの ports tree に取り込まれるまでにはもうしばらくかかると思いますが、すぐに試してみたいという方は上のページからダウンロードして試してみて下さい。
$ wget -O "http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=175801&getpatch=1" | sh $ cd tigervnc # make install
などでいけると思います。net/vnc や net/tightvnc をインストールしている場合は先にアンインストールしないと衝突するので注意して下さい。
既に FreeBSD ports tree に存在する net/vnc や net/tightvnc と比較して、個人的に一番の利点は VNC セッションのスクリーンサイズを後から変更できる点です。RealVNC や TightVNCではこれができませんでした。VNC でログインした X セッションで
$ xrandr
と引数なしで xrandr コマンドを実行すると、選択可能な解像度の一覧が出るので、
$ xrandr -s 1280x800
などと実行すると既存のセッションに接続したまま、すべてのアプリケーションの状態をそのままにスクリーンのサイズを変更することができます。
昨日 VPS サービスの仮想マシン(FreeBSD) に VNC サーバを入れて落ち着いたのですが、快適になることを信じて入れさせて頂きます!<br>ただ、記載されいる方法で取得出来なかったので portsnap 使って取得しました。<br><br>ここで報告するもんじゃないけど…エラーが出てビルドできませんでした。<br><br>===> Building for tigervnc-1.2.0<br>gmake: Makefile: No such file or directory<br>gmake: *** No rule to make target `Makefile'. Stop.<br>*** [do-build] Error code 1<br><br>Stop in /usr/ports/net/tigervnc.<br>*** [install] Error code 1<br><br>Stop in /usr/ports/net/tigervnc.
make -C /usr/ports clean してから試してみて下さい。それでもダメならPR上げて下さいー。
ごめんなさい。<br>ports を更新して、INDEX やら DB やら更新して、やってみたらインストールできました。<br>ありがとうございました