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2015-02-15 側転コマンドを作成して rubygems に公開した話
■ 側転コマンドを作成して rubygems に公開した話
やや内輪ネタかもしれません。
思い立ったのは突然でした。誕生までのいきさつは側転コマンド誕生秘話をご覧ください。
CUIで進捗を表す場合に「-」「\」「|」「-」「/」「-」 って棒が回転するやつあるじゃないですか、あれが棒人間のAAが側転するやつだったらおもしれえなあって。
— めた (@metalefty) 2015, 2月 12
側転コマンド作ろ!
— めた (@metalefty) 2015, 2月 12
要は sl コマンド のようなジョークプログラムで、ただ terminal を棒人間が側転しながら左から右に移動していくだけのコマンドです。オリジナルの sl コマンドやその派生の quit コマンドは C 言語で実装されていますが、面倒だったので Ruby で実装しました。
日本語フォントがインストールされている環境でなければうまく動作しないと思います。ASCII 文字だけで AA を構成しても良かったのですが、見栄えの問題で所謂全角文字を使いました。
思い立ったのは本当に突然で、側転さんと呼ばれる若者 (@kotatsu_mi) にインスパイアされて作ったものです。
@kyubuns あぁ、あの、側転上手く出来なさそうな顔してる人か
— みそ (@misolmiso) 2012, 8月 14
リポジトリはこちらです。ライセンスは GPLv3 です。プルリクエストなどあればどうぞ。
RubyGems でも公開されています。
Arch Linux の場合は AUR にパッケージがあるので以下のように実行することができます。
任意のArchLinux環境でyaourt -S sokuten-git; sokutenとしたらターミナルで側転しはじめます. [sokutenable]
— orumin (@kotatsu_mi) 2015, 2月 12
それ以外の場合は RubyGems からもインストールできるので、以下の様なコマンドを(環境に合わせて適当に)実行してください。
$ gem install sokuten
実行はただ sokuten というコマンドを実行するだけです。
alias sl=sokuten
などとしてお楽しみください。