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2013-10-20 alias rm='rm -i' してはいけない3つの理由
■ alias rm='rm -i' してはいけない3つの理由
10年以上前のネタですが、今更こんなの紹介するまでもない常識として知られるようになっていて欲しい記事を紹介します。
かなり危険なエイリアスにも関わらず、なぜか Linux 入門という名目で alias の使い方として紹介されることが多いです。 ほとんど上のページに書いてある通りですが、alias rm='rm -i' してはいけない理由は主に3つ。
- 常に alias rm='rm -i' されている環境で操作するとは限らない
- 動作が異なるオプションを元の名前と同じ名前で上書きするのは危険
- 毎回確認されているとそのうち確認しなくなる
alias rm='rm -i' されていない環境で、エイリアスが効いているつもりで rm すると当然一発で消えてしまいます。
代わりに alias rmi='rm -i' でもなんでもいいのでとにかく別の名前をつける。 こうすればエイリアスが全く設定されていない環境でうっかり rmi しても command not found になるだけなので安全。
何か間違ったことをしようとしているときには、何も起こらないように安全側に振るするのが鉄則です。