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2014-07-31 X11RDP-RH-Matic v1.0.3 リリース
■ X11RDP-RH-Matic v1.0.3 リリース
X11RDP-RH-Matic v1.0.3 をリリースしました。ごく小さい修正のみのリリースです。前回リリースからの変更点は、ビルド中の wget でソースコードのダウンロードをよりしつこくリトライするようにした点です。ビルド中のソースコードダウンロードで Connection Refused となり、ビルドに失敗する場合があったための修正です。また、X11rdp のビルド中に複数の CPU コアを使用するようにしました。
既に v1.0.2 でビルドされた xrdp/x11rdp を使っている場合は、v1.0.3 で再ビルドする必要はありません。
■ X11RDP-RH-Matic v1.0.3 has been released
X11RDP-RH-Matic v1.0.3 has been released. This release includes tiny a few fixes. Changes since previous release are, make wget more persistent, use multiple CPU cores during X11rdp build.
You don't need to rebuild xrdp/x11rdp previously built with v1.0.2 with new v1.0.3.
2018-07-31 SoftEther VPN でRADIUS認証時に送信される Attribute
■ SoftEther VPN でRADIUS認証時に送信される Attribute
SoftEther VPN でRADIUS認証を使用する際、RADIUSサーバに送られるAttributeを調査したのでメモ。
本当はソースコードを参照するべきかもしれないが、とりあえずパケットキャプチャして調査。IPsec over L2TP で接続した場合の結果。
AVP: l=6 t=User-Name(1): username
AVP: l=34 t=User-Password(2): Encrypted
AVP: l=22 t=NAS-Identifier(32): SoftEther VPN Server
AVP: l=6 t=Service-Type(6): Framed(2)
AVP: l=6 t=NAS-Port-Type(61): Virtual(5)
AVP: l=6 t=Tunnel-Type(64) Tag=0x00: PPTP(1)
AVP: l=6 t=Tunnel-Medium-Type(65) Tag=0x00: IP(1)
AVP: l=5 t=Called-Station-Id(30): rad
AVP: l=14 t=Calling-Station-Id(31): (VPN接続元IPアドレス)
AVP: l=14 t=Tunnel-Client-Endpoint(66): (VPN接続元IPアドレス)
SoftEtherはVPN接続時、@suffix をつけることによって接続先の仮想ハブを制御することができるので
username@hub
というフォーマットでユーザ名が与えられたら、@ で分割して username
を User-Name
に、
hub
を Called-Station-Id
にセットしたRADIUSサーバに送信する。
本来のユーザ名に@を含む、メールアドレス形式のような場合は username@example.com@hub
とするとRADIUSサーバに送信されるユーザ名は username@example.com
で Called-Station-Id
が hub
となる。
NAS-Identifier
と Called-Station-Id
の組み合わせを見ると、いろいろ細かく制御できるかもしれない。
802.1X で Wi-Fi の認証を行う場合
余談として、802.1X で Wi-Fi の認証を行う場合は Called-Station-Id
にAPのMACアドレスと、接続しようとしているSSIDをセットして送信する。SSIDごとに接続できるユーザを制御したいという場合、このあたりを見れば良さそう。
まともなAPの場合、RADIUS認証のAttributeはRFC3580準拠で送信しているはず。
AVP: l=6 t=User-Name(1): username
AVP: l=6 t=NAS-IP-Address(4): 192.168.0.24
AVP: l=6 t=NAS-Port(5): 0
AVP: l=23 t=Called-Station-Id(30): 00-00-00-00-00-00:SSID
AVP: l=19 t=Calling-Station-Id(31): 01-01-01-01-01-01
AVP: l=6 t=Framed-MTU(12): 1400
AVP: l=6 t=NAS-Port-Type(61): Wireless-802.11(19)
AVP: l=23 t=Connect-Info(77): CONNECT 0Mbps 802.11a
AVP: l=96 t=EAP-Message(79) Last Segment[1]
AVP: l=18 t=State(24): 7e1b872e76259ebf56d52794715f8ebb
AVP: l=18 t=Message-Authenticator(80): 9040a06e011eaeb51518a6fa683f0293