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2020-04-27
■ FreeBSD ports 作成: sysutils/mackerel-agent
はてなの提供するサーバリソース監視サービス Mackerel.io のエージェントである mackerel-agent のFreeBSD portsを作成しました。
- https://www.freshports.org/sysutils/mackerel-agent/
- https://svnweb.freebsd.org/ports/head/sysutils/mackerel-agent/
もともと非公式ながらFreeBSDに対応しているので、素直に作成するだけ。rc scriptは少々手直ししました。
一応インストール方法や使い方を解説しておきます。quarterlyには入れていないので、pkg install
できるようになるのは2020年7月以降になります。それまではportsからインストールしてください。
# portmaster -d sysutils/mackerel-agent
or
# make -C /usr/ports/sysutils/mackerel-agent install clean
インストールできたら、/usr/local/etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
を編集してAPIキーを追加します。
$ sudoedit /usr/local/etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
以下の行にAPIキーを書いておきます。最低限の初期設定はこれだけ。 apikey = "WRITE_API_KEY_HERE"
サービスを有効にして、
# sysrc mackerel_agent_enable=YES
mackerel_agent_enable: -> yes
サービスを起動する。
# service mackerel_agent start
ログはsyslogに出るようになっています。
# tail -f /var/log/messages
Apr 22 18:22:09 icepick mackerel-agent[76166]: 2020/04/22 18:22:09 main.go:174: INFO <main> Starting mackerel-agent version:0.67.1, rev:, apibase:https://api.mackerelio.com
Apr 22 18:22:20 icepick mackerel-agent[76166]: 2020/04/22 18:22:20 command.go:735: INFO <command> Start: apibase = https://api.mackerelio.com, hostName = example.vmeta.jp, hostID = HOSTIDHOSTID
しばらくすると、mackerel.io のコンソールにメトリクスが表示されているはずです。
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