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2011-04-16 ports あれこれ

ports の配布ファイルダウンロードを速くする

タイムアウトを指定する

ports からソフトウェアをインストールしていると、ミラーサイトに応答しないものが含まれていて、時間がかかることがあります。 応答のないミラーをさっさと諦めて、次のミラーからのダウンロードを試みるようにするには HTTP_TIMEOUT, FTP_TIMEOUT 環境変数を使用します。

# make HTTP_TIMEOUT=5 FTP_TIMEOUT=5 install

とすると、HTTP/FTPコネクションを確立するまでのタイムアウトが5秒に設定され、5秒待ってもサーバから応答がない場合には次のミラーからのダウンロードを試みます。 これらの変数は fetch コマンドが参照し利用します。タイムアウトはコネクションを確立するまでの時間なので、ファイルサイズが大きくダウンロードに時間がかかるといった場合には影響しません。

国内ミラーを指定する

よく使われるソフトウェアは国内のFreeBSDミラーサイトからもダウンロードできる場合があります。 /etc/make.conf に以下のように書いておくと、最初に国内ミラーからのダウンロードを試みるようになります。

MASTER_SITE_OVERRIDE?=ftp://pub.allbsd.org/pub/FreeBSD/distfiles/${DIST_SUBDIR}/

ここで指定した allbsd.orgとは東京理科大学内に設置されているBSD系OSのミラーで、portsnap や cvsup のミラーも提供されています。