筆者について
FreeBSDを通じてOSSにささかな貢献を。
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2015-12-31
■ 2015年を振り返る (ロードスター NC1.5 RS RHT買いました)
2015年もあと少しとなりましたが、夏以降ほとんどブログを書いていなかったのでご報告を。
今まで乗っていた EK2 シビックも20万キロを超え、お盆休みにエアコンが壊れたり、普通に乗るのに不都合のある故障が多発し始めたので新しい車を買いました。約16万キロから20万キロまでの約4万キロの付き合いでした。もともと次の車を買うまでのつなぎと考えていて、クラッチ交換などの数千円で済まない整備が発生したらそれまでのつもりでした。新しい車に乗り換えて気付きましたが、末期にはかなりブレーキがフカフカになってました。
というわけで、お盆休み明けには本格的に次の車探しを始めて、見つけたのがこの車、マツダ・ロードスター RS RHT (NC1.5)。マイナーチェンジ前にちょっとだけ中身が変わってるNC1.5型です。走行距離は62000kmくらいでした。特別安いわけでもないですが、なかなかお手頃だったと思います。
別に車をカーセンサーで見つけて試乗しにいって帰った夜、この車がアップされているのを見て翌朝即実車を見に行って契約してきました。鹿児島で乗られていた車だそうで、見えないところには火山灰が積もっています。ボディ表面も火山灰による細かい傷が結構ありますが、おかげで安く変えたと思えば。
ずっとロードスターに乗りたいとは思っていて、今からNA/NBを買うのはメンテナンスも大変だし買うならNCかなとは考えていたのですが、お財布さえ許せば
- NC2
- MT(6MT)
- RHT
の3つの条件を満たす車が希望でした。結果的にはNC2を諦めてNC1.5で妥協しました。6MTを諦めて5MTにすると、同時にほぼRHTも諦める結果になるのが理由です。かといってNC2のソフトトップも安くはなかったので。
念願のロードスタージャンボリーにも自分の車で参加することができました。
そんなわけで、2016年もよろしくお願いします。ロードスターにつけたパーツのレビューは来年ぼちぼちやっていきます。
2017-12-31
■ 2017年に携わったOSSを振り返る
2017年もあと僅かとなりました。ここで、2017年に携わったOSSを振り返ってみます。
xrdp
自身の関わるOSSとし最大のcontributionのあるxrdpですが、2016年6月に開発者の仲間入りを果たしリリース体制の一新を訴えてきました。Pavel RoskinやDebianの手助けもあり、xrdpは2016年12月リリースのv0.9.1以降は 年に4回のTime-basedリリースを行う体制に変わりました。Time-baedリリースサイクルなので、時間が来たら重大なバグがない限り単純にリリースするだけという単純なものですが、概ね予定通りにリリースすることができました。
2017年のコミットを振り返ってみると、コミット数では私が109コミットで1位、続いてPavelが44コミットで2位、プロジェクトリーダーのJayが36コミットと続きます。コミット数だけでは語れないのですが、多くのバグ修正やリファクタリングで貢献してきたと思います。
10月には openSUSE.Asia Summit 2017 への登壇も果たしました。
xorgxrdp
xrdpのサブコンポーネントであるxorgxrdpですが、こちらは安定しているためそれほどコミット数は多くなく、1年間で14コミットでした。
FreeRDP
FreeRDPはオープンソースのRDPクライアント・サーバの実装として、xrdpと関係の深いプロジェクトです。
こちらには日常的に関わっているというわけではないのですが、今年は1つバグを報告して修正してもらいました。
tDiary
このブログにも使っているtDiaryですが、バージョン5系にアップデートしたところいくつかのプラグインでエラーが出るようになったため、直してPull Requestを送りました。
ところが、直し方がまずかったようで、作者のただただしさんに直してもらいました。
このバグの修正は最新リリースの v5.0.7 に含まれています。
まとめ
xrdpを中心に、その他のソフトウェアにも細々と貢献した1年でした。来年もよろしくお願いします。